肩の痛み

四十肩 五十肩の原因

四十肩・五十肩というのは正しくは「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」といいます。
呼んで文字の通り、肩の関節そのものよりも、その周囲にある腱、靭帯、筋や関節包に炎症が起きたり、「拘縮(こうしゅく)」といって固まったりします。
原因ははっきりしていませんが、加齢による組織の老化、運動不足が主な原因と言われています。

四十肩 五十肩の症状

四十肩 症状で特に多いのが横から上に腕が上がらない、夜中、痛くて眠れない、腕が後ろに回らないです。
肩こりと違う、四十肩,五十肩,肩痛には肩のサポーターも有効です。
症状で最も特徴的なのが、夜間痛(夜寝ると痛い)です。
昼間、起きているときでも運動制限(髪をとかせない・エプロンの紐が結べない・シャ ンプーが辛い)があり痛みを感じるのですが、四十肩になって最も辛いのが、“夜痛みで眠れない”です。
『床についてしばらく寝ているとジンジンうずいてくる。しばらく起き上がってジッとしていると治まってくる。』を繰り返しているうちに朝になってしまいます。すべての方がそうなるわけではありませんが、重症な方程起こりやすくなります。
この、夜眠れないということが精神的にもかなりの負担になるようです。

男性よりも女性にやや多くみられますが、決して重大な病気ではありません。
また、男性の場合でも、力仕事して肩関節を日ごろ良く動かしている人は発症しにくいのですが、事務仕事などの一定の姿勢を長時間続け日ごろあまり肩関節を 動かさないような仕事をしている人の場合発症の割合は多くなるようです。